母乳マッサージ

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母乳マッサージ

母乳育児を進めていく上で、母乳マッサージは欠かせません。生まれたばかりの赤ちゃんは、まだおっぱいを吸うことが上手ではありません。出産直後には、おっぱいからたくさんの母乳が出てくるわけではありません。ですから乳管を開き母乳が出てきやすくするマッサージをすることで、赤ちゃんにとっても母乳が飲みやすくなるのです。マッサージをしないままの硬いおっぱいで赤ちゃんに授乳することは、乳頭の亀裂を招きやすくお母さんにとっても望ましいことではありません。

乳管を開かせるためのマッサージは、乳房と同じ方向の手のひらで乳房を支えて、もう一方の手の親指と人差し指で乳頭と乳りんをつまみ、親指を動かして乳頭に刺激を与えます。乳房のマッサージは、乳房と反対側の手でつかむように手のひらを当て、もう一方の手を重ねて押します。両手で上や斜め上の方向に乳房全体を押し上げてマッサージをします。母乳がたくさん出てくるようになるまで、授乳のたびに軽くマッサージをしてください。指のすべりをよくするために、馬油などを使用してもいいでしょう。馬油は授乳の際ふき取らなくても、赤ちゃんが口に含んでも大丈夫です。

また、母乳マッサージを妊娠後期から始めておくと、スムーズに母乳育児を開始できるます。扁平乳頭や陥没乳頭は赤ちゃんが吸い付けないので、早めに引っ張るなどのケアを始めてください。ただし、乳腺を刺激することで早産を誘発してしまう危険を伴うので、必ず37週以降に行うようにしましょう。マッサージ中にお腹が張ってきたら速やかに中止してください。

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母乳の栄養素についてご紹介します。母乳には100を超える物質が含まれています。そして、赤ちゃんの栄養としてはほとんどパーフェクトだと言われています。まずは、母乳がミルクよりも圧倒的に優れている点として、免疫物質が含まれていることがあげられます。免疫物質は母乳にずっと含まれ続けています。出産した後に初めに出てくる初乳には特に大量に含まれます。

そして、胃や腸の粘膜の表面に広がり細菌やウィルス、アレルギー物質の進入を防いでくれます。これにより、赤ちゃんはおよそ半年の間は、病気に対する抵抗力を持つことができると言われています。カルシウムや鉄分の吸収、脳や中枢神経の発達、さらにはビフィズス菌の増加を促す乳糖は、牛乳の2倍も含まれおり、乳糖はゆっくりと分解されていくので赤ちゃんの体にとても優しい糖分なのです。

脳や網膜の発達を促すタウリン、リノール酸などの不飽和脂肪酸、脂肪の分解を助けるリパーゼも含まれます。各種ミネラルも赤ちゃんが分解消化できる適量が含まれており、ビタミンもバランスよく取れるようになっています。ただし、ビタミンKだけは含まれていないため、シロップで投与することになります。また、母乳に含まれるたんぱく質や脂肪分は非常に消化がよいので赤ちゃんの胃に負担をかけません。赤ちゃんの体に必要なものほとんどすべてが適量に含まれる母乳は、赤ちゃんを育てていく栄養としてもっとも望ましいものです。

仕事をしているお母さんが赤ちゃんを預けるとしたらその預け先選びのポイントとしては、一番の理想的なものはやはり「働いていても一定の間隔で母乳をあげられること」ということですよね。自宅が仕事場あるいは職場に保育施設があったりすれば休憩時間を利用して直接授乳することもできるのではないでしょうか。

しかし、そのような環境で仕事を再開することができるお母さんはごく少数なのです。大半のママは、保育園に預けながら仕事復帰することとなるでしょう。その際には、保育園に母乳育児の理解があるかどうかを確認しなければならないでしょう。冷凍母乳に対応しているのか、また哺乳瓶ではなくスプーンやコップで与えてもらえるのかというように相談してみてください。

また、お迎えにいったらすぐに授乳することができるように、直前のミルクを控えてもらったり、量を調整してもらうというような要望も出してみましょう。このようにして「母乳で育てたい」というお母さんの意思を伝えるのは大切なことです。かといって、完全母乳にこだわりすぎるとママも疲れはててしまいます。

最近では共働きの夫婦は珍しくありませんよね。産休をとって育休を消化したら仕事に復帰するというお母さんもけっして少なくはありません。しかし、まだ卒乳していない赤ちゃんを育児しながら仕事に復帰することもありますよね。仕事に復帰したら母乳育児は無理なのでしょうか?しかし、仕事に復帰するからといって、母乳育児を諦めることはありません。

預け先ではミルクになったとしても月齢に合わせて工夫していけば母乳育児を続けられることは可能です。赤ちゃんが生後6ヶ月未満のうちは預ける前後にたっぷり母乳を飲ませてあげましょう。そして、預け先ではミルクを足してもらいます。その間に、ママはできれば3時間ごとに搾乳しましょう。また、1歳を過ぎたら離乳食が始まっているため冷凍母乳にする必要もないでしょう。

昼休みの5分だけでも搾乳するようにすれば、母乳の分泌が止まらないため良い母乳育児を続けることができます。帰宅した後は母子の時間を大切にするためにも、たっぷりゆっくりと授乳させてあげるとよいでしょう。あとは夜中の3時間授乳さえ忘れなければ、なんの問題もなく母乳育児を続けることができるでしょう。