乳頭のトラブルについてご紹介したいと思います。授乳期に起こりがちな乳頭のトラブルにはどのようなものがあるのでしょうか。それぞれの症状や対処法などがあります。まずは擦過傷です。これは赤ちゃんが母乳を飲むとき上あごや舌で擦ったり、陰圧が強かったりするために生じることが多いみたいす。また、母乳の絞り方がよくないため乳輪やその外側部分にも出来ることがあります。
傷を作らないためには、母乳の絞り方をするとよいでしょう。次に乳頸亀裂です。乳首のしわ部分に亀裂が生じることで授乳時に偏った姿勢で飲ませていたりすると、乳首のある部分ばかりに抵抗が加わってしまいます。そのため生じるとされています。乳首が痛んだらその部分に赤ちゃんの口端がくるように飲ませ方を工夫するとよいでましょう。
また、その際は抱き方そのものを変えるとよいかも知れません。乳頭保護器を使えばと、乳首をカバーしてくれるので痛みも和らぎます。水疱は乳首の表面にできます。これはあまり問題になりません。しかし、その多くは乳口部に生じてしまうため、乳管を圧迫してうつ乳の原因になってしまうこともあります。乳房に圧を加えること(授乳や搾乳など)で自然に破れることもありますが、破れないときは医師に相談するとよいでしょう。
仕事をしているお母さんが赤ちゃんを預けるとしたらその預け先選びのポイントとしては、一番の理想的なものはやはり「働いていても一定の間隔で母乳をあげられること」ということですよね。自宅が仕事場あるいは職場に保育施設があったりすれば休憩時間を利用して直接授乳することもできるのではないでしょうか。
しかし、そのような環境で仕事を再開することができるお母さんはごく少数なのです。大半のママは、保育園に預けながら仕事復帰することとなるでしょう。その際には、保育園に母乳育児の理解があるかどうかを確認しなければならないでしょう。冷凍母乳に対応しているのか、また哺乳瓶ではなくスプーンやコップで与えてもらえるのかというように相談してみてください。
また、お迎えにいったらすぐに授乳することができるように、直前のミルクを控えてもらったり、量を調整してもらうというような要望も出してみましょう。このようにして「母乳で育てたい」というお母さんの意思を伝えるのは大切なことです。かといって、完全母乳にこだわりすぎるとママも疲れはててしまいます。
最近では共働きの夫婦は珍しくありませんよね。産休をとって育休を消化したら仕事に復帰するというお母さんもけっして少なくはありません。しかし、まだ卒乳していない赤ちゃんを育児しながら仕事に復帰することもありますよね。仕事に復帰したら母乳育児は無理なのでしょうか?しかし、仕事に復帰するからといって、母乳育児を諦めることはありません。
預け先ではミルクになったとしても月齢に合わせて工夫していけば母乳育児を続けられることは可能です。赤ちゃんが生後6ヶ月未満のうちは預ける前後にたっぷり母乳を飲ませてあげましょう。そして、預け先ではミルクを足してもらいます。その間に、ママはできれば3時間ごとに搾乳しましょう。また、1歳を過ぎたら離乳食が始まっているため冷凍母乳にする必要もないでしょう。
昼休みの5分だけでも搾乳するようにすれば、母乳の分泌が止まらないため良い母乳育児を続けることができます。帰宅した後は母子の時間を大切にするためにも、たっぷりゆっくりと授乳させてあげるとよいでしょう。あとは夜中の3時間授乳さえ忘れなければ、なんの問題もなく母乳育児を続けることができるでしょう。
母乳育児で大切なことは、たとえ赤ちゃんがスリムであってもその子なりのペースできちんと成長しているかどうかなのです。最初は小さかったとしても1歳近くになって急に成長するという子もいれば、その逆のパターンもあるのです。成長には個人差がある・・・ということを忘れないようにしましょう。ただし、気をつけたい点もあります。し
っかりと母乳の回数を飲んでいるはずなのに体重の増加が生後3ヶ月で1週間に125g以下(または1ヶ月に500g以下)であったり、眠ってばかりいて元気がない・・・という場合には早めに病院を受診しましょう。“母乳不足”と“母乳不足感”についてですが、母乳育児中は、つねに「母乳が足りてないのでは」というような不安に襲われます。その理由は「胸が張らない」、「おっぱいが小さい」、「赤ちゃんの体重が増えない」、「母乳を飲んだ量がわからない」というようにさまざまです。
しかし、たいていの人はあまり問題のない乳房なのです。そうとは知らずに周りの「母乳が足りないのでは?」という言葉に不安になってしまい、ついついミルクを足してしまうことがあります。このことを繰り返しているうちに母乳の分泌が悪くなってしまい本当の“母乳不足”となってしまうのです。もしかしたら抱えている悩みは“母乳不足感”であって、本来の “母乳不足”ではないのかもしれません。
