母乳育児は母体の体重が減りやすい

つわりが終わり安定期に入ると、お母さんはとてもお腹が空くようになります。まるでお腹の赤ちゃんも食べているかのように、食べても食べてもお腹が空いてしまいます。けれど実際は赤ちゃんはほんの少ししか食べていないので、食べたものはお母さんの体に脂肪となって蓄積されてしまいます。しかし、母乳育児が始まり、母乳がどんどん作られるようになると、お母さんの体に蓄積された脂肪は乳脂肪に変化します。授乳の最中は食欲も出ますが、母乳に栄養分を大量に取られてしまうので驚くほど太りません。太らないというよりも痩せていく、というほどです。実際、赤ちゃんを産むまでは見るからに太っていたのに、母乳をあげ始めたら見る見る痩せていったお母さんは、身近に結構いるものです。

 

母乳はお母さんの血液から作られているのです。お母さんが食べ物から取り入れた栄養を運ぶ血液が、白いやさしい色になっておっぱいから出て行くのです。また、母乳育児に良い食べ物、とされるものは、脂肪分や油分が少なく低カロリーのものがほとんどです。甘いケーキや揚げ物などは、母乳をまずくしてしまう上に、乳腺を詰まらせてしまう危険性があるためご法度です。出産直後の子宮の回復時期は、体を引き締めやすい時期にもあたり、授乳期間はまさにプロポーションを磨く絶好のチャンスといえます。

 

とはいえ、授乳中のお母さんが急激に痩せようとダイエットをすることはとても危険です。体調が悪くあまり食べることができないまま授乳を続けることも同じく、あっという間に貧血になってしまいます。バランスの良い食生活を送ることを、必ず心がけましょう。