母乳マッサージ

母乳マッサージ

母乳育児を進めていく上で、母乳マッサージは欠かせません。生まれたばかりの赤ちゃんは、まだおっぱいを吸うことが上手ではありません。出産直後には、おっぱいからたくさんの母乳が出てくるわけではありません。ですから乳管を開き母乳が出てきやすくするマッサージをすることで、赤ちゃんにとっても母乳が飲みやすくなるのです。マッサージをしないままの硬いおっぱいで赤ちゃんに授乳することは、乳頭の亀裂を招きやすくお母さんにとっても望ましいことではありません。

 

乳管を開かせるためのマッサージは、乳房と同じ方向の手のひらで乳房を支えて、もう一方の手の親指と人差し指で乳頭と乳りんをつまみ、親指を動かして乳頭に刺激を与えます。乳房のマッサージは、乳房と反対側の手でつかむように手のひらを当て、もう一方の手を重ねて押します。両手で上や斜め上の方向に乳房全体を押し上げてマッサージをします。母乳がたくさん出てくるようになるまで、授乳のたびに軽くマッサージをしてください。指のすべりをよくするために、馬油などを使用してもいいでしょう。馬油は授乳の際ふき取らなくても、赤ちゃんが口に含んでも大丈夫です。

 

また、母乳マッサージを妊娠後期から始めておくと、スムーズに母乳育児を開始できるます。扁平乳頭や陥没乳頭は赤ちゃんが吸い付けないので、早めに引っ張るなどのケアを始めてください。ただし、乳腺を刺激することで早産を誘発してしまう危険を伴うので、必ず37週以降に行うようにしましょう。マッサージ中にお腹が張ってきたら速やかに中止してください。