乳房のしこり

乳房のしこり

授乳期におっぱいにしこりができてしまうのは、赤ちゃんの飲み残しの母乳が固まってできる「うつ乳」がほとんどです。乳管は両方の乳房に乳頭を中心に放射状に伸びています。その中のどれかに母乳が詰まってしまってうつ乳になってしまったとき、その乳管のつまりを取らなければうつ乳は治りません。どの乳管が詰まっているのかを見極められたら、そこをマッサージしたり、授乳の際に赤ちゃんが強く吸う方向に当てたりして、つまりを取り除いてください。

 

うつ乳を予防するには、やはり赤ちゃんがしっかりおっぱいをのんでくれること、お母さんが飲み残しを作らないようにしっかり母乳を搾りきることです。さらに、詰まらない母乳を作る、また、赤ちゃんが喜んで飲んでくれるおいしい母乳を作るためには、お母さんの毎日の食生活が何より大切です。糖分や油分を極力避けて、野菜中心の食事を続けていけば、赤ちゃんにおいしく、さらさらでおっぱいに優しい母乳が作られていきます。

 

また、授乳をする前に軽くマッサージをして、乳頭と乳輪を柔らかくすることを忘れないでください。飲みやすさも赤ちゃんがおっぱいを飲む上で、とても大切なことです。赤ちゃんがあまりおっぱいを吸ってくれないからと、安易にミルクを与えてしまうと、ますます母乳を飲まなくなりうつ乳の回復にも協力してもらえなくなってしまいます。乳管のつまりをもっともうまくとってくれるのは、やっぱり赤ちゃんです。詰まった乳管が見つかったからといって、あまり強くそこだけマッサージすると、かえって乳腺全体をいためてしまうことがありますから注意しましょう。痛みがひどかったり発熱してしまったりしたら、早めに病院へ行くようにしてください。