美味しい母乳を作るには?

母乳と食事についてご紹介したいと思います。おっぱいの原料は血液です。つまり、血液の素となる「食べ物」が母乳の味を左右してしまうということは言うまでもありません。それでは、一体どのような食生活が“おいしい母乳”を作り出すことができるのでしょうか?その答えは簡単で「昔ながらの和食」にあります。主食となるご飯は水分が多く含まれています。

 

そのうえ、他の炭水化物と比べてみても消化もよくて皮下脂肪になりにくい食品です。また、昔からよく食べられている大豆製品にとうふや納豆、味噌などがあります。こういった大豆製品にはたんぱく質のほかにも、ビタミンをはじめとするさまざまな栄養素が含まれています。また、栄養素の中で母乳の量や質に一番、影響するのは脂肪です。

 

なるべくなら植物性のものが良いです。また動物性脂肪であれば魚を中心としてバランスよくとるよう心がけてみましょう。特に、白身魚は授乳しているときにはトラブルが少ないのでオススメです。他にも煮物などに多く使われる根菜類は母乳の出を良くするとされています。そして、おひたしなどで出される葉物類や海藻類には母乳をサラサラにする効果もあるそうです。